新型コロナウイルスの影響で、テレワーク在宅勤務が増え、自身でパソコンを購入する方も増えています。
パソコンのことが解らないと、何を購入すれば良いのかも判りませんよね。
今回は、はじめてのパソコン購入のサポートになれば幸いです。
後悔しないパソコンの選び方を紹介します。
この記事では次のことを説明します。
この記事のポイント
- デスクトップ or ノートパソコン」どちらを選ぶ?
- 初めて購入すべきスペックは?←ココがポイント
- CPU・メモリー・ストレージ・GPUについて
- おすすめのパソコンは?
パソコンの選び方・購入時のポイント
「在宅・テレワーク」に欠かせないパソコンのタイプには、2つのタイプがあります。
- デスクトップPC
- ノートパソコン
まずは想像してみよう。
■ あなたはパソコンをどこで作業をやりたいですか?
★自宅でパソコン作業 ★
★気分転換にカフェ★
★ホテルでパソコン作業★
※「★ホテルでパソコン作業★」掲載されている写真、イラスト等は著作権の対象となっています。無断利用を固く禁止しております。写真の使用を希望される方はお問い合わせ下さい。
3つ当てはまる方は迷わず
「ノートパソコン」を選べば、断言します後悔しません。
デスクトップパソコンを検討する方
- 仕事場所を移動しない持ち運ばない
- 机と椅子がある環境で仕事をする
どちらを選ぶかは、あくまでも好みで選べば失敗しないと思います。
■ 筆者のPC購入の失敗談
26年程まえに初めて買ったPCは「デスクトップ型」
その3ヶ月後に購入したPC「ノートPC 」
購入した理由は「寝ながらパソコンを使いたかったから」
タイプの選択ポイント
気分転換も大切にする方はノートパソコンを購入すれば失敗しない
OSの選び方ポイント
パソコンの購入を検討される段階で大事なことは?
結論:目的を明確にすることが大事です。
パソコンのOSは大きく分けて「Windows」「MAC」の2種類があります。
どちらを選択するかは目的によって大きく異なります。
例えば、仕事で使う場合、次のことで問題が発生します。
会社等で使用してる「アプリ(ソフトウェア)」がMac専用だった場合
購入したパソコンがWindowsの場合では使うことが出来ません。
これでは本末転倒ですよね。
*補足:MACでは簡単にWindows10がインストールする方法があります。
仕事で購入の際は会社・取引先等の方に相談もされることがおすすめです。
OSを選ぶポイント
- 「何をやりたいのか」目的を明確にしてOSを決める。
- 仕事で使用する際は「会社・取引先」等の方に相談することが大事
「動画編集・ゲーム」向け高性能パソコンの説明
動画編集やゲームを目的とした場合、パソコン価格は高額になることは覚悟しよう。
結論:動画編集・ゲームを目的にする場合、無理しても高額のPCを購入する
メーカーのPCではゲームは不向きなのです。
とはいえ動画編集なら10万円後半代で購入できるAppleの最新「M1チップ搭載のMacBook Air/Pro」をおすすめします。
選択ポイント
- ゲームが目的なら「Windows PC」
- 動画編集を目的なら「Mac PC」
どちらの目的を選択しても、デスクトップもノートパソコンでも高性能は販売されておりますので、後は予算との、かみ合いとなります。
パソコンのスペックを選ぶ時の注目すべきポイント
後悔しない初めてのパソコンを購入する際に、スペックの注目すべきポイントを解説。
疑問:失敗しないスペックとは?
結論:初心者が後悔しない最低ライン・スペックは次の数値です。
- メモリー:8GB以上(最大増設容量を確認)
- ストレージ: 理想は250GB以上(SSD/M.2)
- CPU:i3 or i5コア数の最低は2コア〜4コア
パソコンの購入後に後悔しがちなパーツを紹介します。
■ 購入後に失敗しがちなパーツ順
- メモリー同等にストレージ
- CPU
- GPU
購入後にパソコンの性能に不満を感じてしまう紹介しました。
意外と気にしないパーツほどパソコンでは重要度が高い。
意外と気にしないメモリーが大事です!
次に、具体的に挙げた各パーツ・スペックを説明します。
メモリーの選び方・8GB以上をおすすめする理由とは?
■メモリーの役割は、パソコンの作業を快適にする役割がある。
イメージは次のとおりです。
- 2GBメモリー:3つのアプリを起動したら遅く感じ、もたつき感やフリーズする。
- 4GBメモリー:快適に1つアプリが動くが+お絵かきアプリ(画像編集)は動かないこともある
- 8GBメモリー:快適に複数のアプリが動く+お絵かきアプリ(画像編集)も動く
意外とCPUを気にするけど実はメモリー容量の原因が多い
*あくまでもイメージです。
仕事やプライベートで使うアプリ(ソフトウエア)の動作環境を目安にして、メモリーを決めるのが良いですが、しかし、アプリは「これしか使わない」なんて思って購入しても、複数のアプリを使用したくなるものです。
加えてセキュリティソフトを入れたらパソコンが重くなる原因の一つですから、
「大は小を兼ねる」と言います、出来るだけメモリーの容量は大きいものを選ぶことが安心と言えます。
MAC/Windows10でも同じことですが、メモリー4GBが良かった時代は10年も前の話です。
パソコンで仕事をする上で快適に作業が出来るか否かは、メモリーの数値で決まると言っても過言ではありません。
新品・中古・格安PC問わずメモリー4GBのパソコンは現在でも多く販売されています。
購入後に後悔しない為にはメモリー8GB以上を購入することがおすすめします。
■ ここも重要ポイント
パソコンにはメモリー最大増設可能な数値が表記されてます。
「最大〇GBメモリー増設可能」
「最大メモリー増設」表記は主にパソコンの説明書・メーカーサイトにて表示されてることが多くありますので、購入前に必ず確認をすることがおすすめです。
■例えばよくある話
4GBで購入し8GBに増設したいと考えた時
PCの最大増設表示が4GBとある場合の選択肢は?
結論:「新しくパソコンを購入しなければならない」
これが購入後のメモリー増設で後悔するあるあるです。
パソコンを初めて買う場合、先の未来まで考えて購入するのがベストです。
メモリー購入ポイント
- メモリー8GBを確認すること
- メモリー最大増設容量を確認をする(最大16GBなら壊れるまで使える)
ストレージの選び方・250GB必要な理由
あくまでもストレージは、OS+仕事などで使う「アプリ(ソフト)とデーター」の容量を保管できれば良いのです。
あくまでも理想ですから現実は違います。
ついつい新しくアプリを追加したり、気がついたらデーターはパソコンに溜め込んでしまいます。
「気がついたらストレージがいっぱいだ!」
なんてことはよくある事です。
容量の少ない128GBは、頻繁にデーターのバックアップを取ることが必要になり、パソコンのデーターの管理が大変になります。
ストレージの容量は250GB以上が必要と言えます。
ポイント
ストレージは容量に関係なくデーターを溜め込まないように、外付けハードディスクでバックアップを取るようにすれば、パソコンの作業は快適になります。
仕事で使うソフトウェア(アプリ)が軽い作業だとしても、パソコンのOS(Win10/Mac)のアップデートを繰り返すことで、1年2年と使っていれば不要なデーターも増え続けて、PCの動作も重くなってしまいます。
ストレージ・ポイント
ストレージは250GB以上を選択し、バックアップ用に外付けハードディスクも用意するべし
補足:外付けハードディスクは「1TB」以上が理想です。
パソコンと同等の外付けハードディスクは、複数の外付けハードディスクが必要になることが多くあり、最初から1TB以上の製品を選択すると後悔も少ないですよ。
【補足】ストレージのタイプの説明
2020年以降では市販のストレージは、殆どのパソコンがSSDやM.2タイプのストレージが使われております。
ストレージの役割は主に2つの役割があります。
- データーの保管(イメージは倉庫)
- データーの速度が重要
PCのストレージは数値よりも「SSD/M.2」と言った記憶媒体の種類が重要性が高くあります。
どうでも良い情報
SSDには2種類
- SATA SSD
- M.2
どちらも速いストレージですが、重量と速度に差があります。
主に軽量化されてるPCにM.2が使用されてることが多くあり、近年アップル製品には多く
ストレージの種類である「SSD/M.2」はパソコンの動作には直接的に関係はないものです。
CPUの重要ポイント
CPUがどうのこうのと言われてもチンプンカンプンなパーツですよね。
ココだけを注意して購入してみて下さい。
最近では2万〜3万円台の超格安WindowsPCが売られてます。
そのからくりには、技術の進歩があることでコストダウンもされており、
コストダウンの一番の裏方パーツとも言えますCPU
古い世代のCPUを使うことで大幅なコストダウンがされてる事が言えます。
特に多い、メーカーPC〜超格安PCに使用されてるCPUには「Celeron N」シリーズが使用されており、超格安PCの価格破壊が実現できてるのだと思います。
後悔しないCPUポイント
疑問:購入するCPUは「Celeron N」or「Core i3以上」?
結論:Intel CPU Core i3以上を購入すべし
補足:予算が合わない方は「ゲームしない・動画編集しない」等のPCに負荷が掛からない程度の作業なら「Celeron N」でも問題はないと言えます。
【補足】CPUの世代表記とは?
世代表記は「i3・i5・i7」同じ表記であっても販売価格が異なります。
現在では、2008年:第1世代 「i3・i5・i7」〜 2020年:第10世代「i5・i7・i9」
この様に「i3・i5・i7」は同じ表記でも使われてる世代で価格も違います。
i7の表記があるが価格が安い場合、世代が古いCPUが使われてる事になります。
とくに注意するのは、中古品のメルカリやヤフオクなどでは表記がされてない事が多く、直接出品者に質問をしなければなりません。
第1世代だけは下3桁の表記になります。以降型番の先頭の数字は世代数字で表されてます。
*説明ではi5を例に表示してますが、i3/i7も同様に表記されてます。
第1世代 | Core i7-880 Core i5-650K Core i3-560 |
第2世代 | Core i5-2500K |
第3世代 | Core i5-3570K |
第4世代 | Core i5-4690K |
第5世代 | Core i5-5675C |
第6世代 | Core i5-6500 |
第7世代 | Core i5-7500 |
第8世代 | Core i5-8400 |
第9世代 | Core i5-9400F |
第10世代 | Core i9-10900K Core i7-10700K Core i5-10600K |
第2,第3第5世代にはCore i3は無し
第9,第10世代ではCore i9が登場してます。
年代別のCPUの性能も価格が異なる為、パソコンの販売価格が低い場合たとえCPUがi7だとしても古い世代を使用してることを疑うことが出来ます。
疑問:「世代は古くてもi7であれば性能良いのかな?」
第3世代のi7の場合、第7世代のi3よりは良いという訳でもありません。
世代によって性能も上がりi7であっても、第3世代よりは第7世代のi3の性能は倍違うことがありますので注意して下さい。
PCの販売価格と購入予算が合うパソコンを購入すれば良いわけです。
最新の新品で10万台のパソコンを選ぶのが無難と言えます。
*実店舗などの量販店の購入は新品でも型落ちが含まれてるので、CPUの型番を確認されると世代が解ります。
GPU・グラフィック
ノートパソコンでは、GPUを気にする方も殆どいません。
なぜならGPUを追求すれば、必然的にデスクトップ型を選ぶのが良い事になります。
もちろん、ノートパソコンでも購入時にGPUの選択ができるPCもありますが、さして気にする程のパーツではありません。
グラフィックが求められる目的は「映像編集とゲーム」だけです。
しかし、GPUも信頼がありコスパが高いと感じるノートパソコンもありますので、次に紹介します。
ノートパソコンの重量について
「よし!ノートパソコンを買った!」
しかし思った以上に「重い!」なんてことはよくある話です。
これがどれ程、新しいPCのが欲しくなる原因かを説明します。
ノートパソコンにとってスペックと同様に重さが重要になるかは、体験した者でないと解ることができません。
完全に僕の主観でノートパソコンの重さをお伝えします。
■ 2Kgのノートパソコンがどれ程重いかを言います。
毎回持ち歩く度に「そうだ!駅のゴミ箱に捨てちまおぉ」
二度と外に持ち歩ことなんて思わなくなります。
車の移動なら問題ない。
■ 1.6kgのノートパソコンがどれ程重いかを言います。
まぁ重いけど我慢できる範囲内「家に帰ると軽いPCを探す」
ギリ持ち運ぶことが出来る重さ。
■ 1kgのノートパソコンがどれ程重いかを言います。
快適に持ち運ぶことが出来る。
1Kgの重さが駄目なら、800gだね。
タブレットorウルトラモバイルPCを探すしかない。
だけどサブ機か高額ノートPCの選択肢だよね。
重量ポイント
1Kg−1.5kgなら問題はない
体力に自信がなければ1Kg範囲のノートパソコンがおすすめです。
初心者におすすめのノートパソコンとは?
あれもこれも沢山のパソコンは紹介いたしません。
価格の参考程度にお考え下さい。
信頼の国内メーカー・テレワークにおすすめPC(中古)
Webカメラ付き【Win10搭載】PanasonicレッツノートCF-SZ6 ★高性能第7世代Core i5(2.6GHz)/8GBメモリ/SSD 256GB/
PanasonicレッツノートCF-SZ6
高性能第7世代Core i5(2.6GHz)搭載
おまけにテレワークに便利なWebカメラ付き
スペック
CPU | 第7世代Core i5(2.6GHz) |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB・ SSD |
OS | Windows10Pro 64bit |
重量 | 約0.929kg~約1.115kg |
安心して中古を購入したい方は、東京秋葉原PCショップ街などに行き、
実際に手に触れて探すのがおすすめです。
Macの中古に興味がある方は下の記事も参考にしてみて下さい。
参考【2022】中古のMacbookを買ってみた!購入する時の注意点
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新品おすすめ12万円 台(税込)価格Windowsパソコン
Surface Laptop Go
スペック
CPU | Core i3-6157U |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB・ SSD |
OS | Windows10Home |
重量 | 1,110 g |
新品おすすめMacbook
2021年上旬:最新 Apple MacBook Air (Apple M1 搭載)
映像編集もできると評価もある最新Macbook Airです。
(この表現にはあくまでも、出来る上限はあるとお考え下さい。)
スペック
CPU | Apple M1 Chip |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB・ SSD |
OS | Mac OS 11. Big Sur |
重量 | 1,110 g |
最後に
■ この記事のまとめ
PCの型 | 気分転換も大切にする方はノートパソコンを購入すれば失敗しない |
OS |
*ゲームが目的なら「Windows PC」動画編集を目的なら「Mac PC」 |
メモリー | メモリー:8GB以上(最大増設容量を確認) |
ストレージ | ストレージは250GB以上を選択し、バックアップ用に外付けハードディスクも用意するべし |
CPU | CPU:i3 or i5コア数の最低は2コア〜4コア |
重量 |
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参考自作PC(パソコン)初心者におすすめのパーツ選びとトラブル等を解説
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