今回の説明で解ること
- 新品SSDへ交換後のWindows10のインストール方法が分かります。
「起動が遅い・ストレージの記憶容量が少ない・自作PCのWindows10をインストールしたい」
等の悩まれてる方向けに、新品ハードディスクの交換後のWindows10のインストール方法を紹介します。
新品SSDドライブにWindows10をインストールする方法
必要な物
- USBメモリー:USBフラッシュメモリー・USBメモリー(SDカードの使用は不可能です。)
- 新品記憶媒体:HDD・SSD・M.2のいずれかの新品、もしくは中古フォーマット済のモノを使用する。
- 自作PCの場合、他にPC1台が必要になります。
USBメモリーは8GB以上16GB位あれば使用可能です。
新品・中古ならフォーマット済のモノを使用する。
もしも、USBフラッシュメモリーではなく、光学ドライブという方は、書き込み可能な新品DVDメディアを用意して下さい。
自作パソコンの場合お使いになるパソコンに光学ドライブが無いと使えません。
説明ではUSBメモリーを使用してますが、作業の注意点は、その都度記載してます。
Windowsメディア作成手順
早速手順を解説します。
検索のから「Windows10」と検索します。
1番目もしくは「ISOファイル」とあるものをクリックします。
マイクロソフトのサイトにて「ツールを今すぐダウンロード」を選択します。
「実行」「保存」が表示される場合「保存」を選択します。
下記のダウンロードされたファイルを「ダブルクリック」で開きます。
次へがありますが自動で画面が移行するかもしれません。
「同意」をクリックして進みます
下の「別のPCのインストールメディアを作成」を選択して「次へ」をクリックします。
USBフラッシュドライブを選択します。
「光学ドライブ」をお使いの場合下の「ISOファイル」を選択します。
「次へ」をクリクして進みます。
「アーキテクチャ」64bit選択になってますが、下のチェックを外す事で「32bit」が選択可能になります。
「次へ」をクリックします。
自動認識ですが、使用するUSBであることを確認して「次へ」をクリクして進みます。
「光学ドライブ」も同じ様に確認して進みます。
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終了すると下記の様に表示されますので「完了」をクリックして終了になります。
これでUSBメモリーへ、Windows10が書き込まれた状態のものが出来上がりました。
光学ドライブをお使いの方も、Windows10メディアが書き込まれた状態のものが作成出来たと思います。
この時点で、お使いのパソコンに新品のSSDを交換作業を行なって下さい。
パソコンのBIOS設定
パソコンには、起動ディスクの順番が設定されています。
通常の起動の順番イメージ
- 電源スイッチをON
- ハードディスクが認識されます。
- ハードディスクにあるOSが認識されWindowsが起動します。
今回の場合、新品ディスクにはOSがインストールされて無い状態ですから、先程作成したUSBメモリーWindows10メディアを、ハードディスクよりも先に認識させる必要があります。
BIOSの設定方法
BIOSの呼び出しが分からない方は、各種メーカー・自作マザーボードメーカー詳しく説明されてますので確認下さい。
BIOS設定の基本操作はキーボードの「矢印キー」と「enterキー」で行います。
- BIOSの設定画面が表示されましたら矢印➡で画面上の情報から「起動」に移動させて選択します。
- 初期状態は、起動オプション#1=「ハードドライブ」もしくは光学ドライブですが、これを「USBハードディスク」に変更します。(DVDメディアの場合CDドライブを選択します)
- 起動オプション#2=「ハードドライブ」に変更します。
- 画面上の起動から「終了」へ選択します。
- 「設定を保存して終了」を選択してBIOSの設定は完了になり再起動が始まります。
BIOSの設定後のイメージです。
- 電源をONにする
- #1のUSBで起動になりWindowsメディアが読み込まれます。
- #2のハードディスクに書き込みが可能になります。
Windows10インストール
この時点で、再起動後のWindows10のロゴマークが表示されてるはずです。
- 画面中央に「今すぐインストール」をクリックします。
- プロダクトキーの認識画面では、「プロダクトキーありません」を選択でも可能です。
- パーティション選択画面では「選択」をクリックするとインストール開始されます。
- Windows10のインストールが完了すると、自動再起動が始まります。この時見てない場合USBメモリーの認識されたままなので、再起動しなければなりません。画面中央の右上に☒をクリックして「キャンセル」を選択します。
- 画面が暗くなった時点で、USBフラッシュを抜く作業をして下さい。
ハードディスクに書き込みされたWindows10からセットアップがはじまります。
設定は簡単ですが参考程度の事を説明しておきます。
- ネット回線の設定はしなくても大丈夫です。
- ユーザー名は決めます。
- パスワードは空欄のままでも大丈夫です。
- プライバシー設定、気になる方は広告類Off・位置情報Offでも大丈夫です。
これらの設定が完了すれば、パソコンが使えるまでには直ぐに終わりますが、再度BIOSの設定を先に行なって下さい。
再度BIOS設定の説明
最後に、再度BIOSの設定を行います。
起動オプション#1の「USBハードディスク」から「ハードディスク」に戻す設定を行います。
設定参考はBIOSの設定を参考にして下さい。
最後に
今回は、Windows10のインストールを説明しました。
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